映画「ピープル vs ジョージ・ルーカス」を見た

証言者ひとりひとりの言葉に笑い、強くうなづいてしまう。スターウォーズとは、もはや創作者の手を離れてひとりひとりに深く根付いた現実の歴史なのだなと感じる。ジョージ・ルーカスは偉大な成功者であるが、同時にあらゆる批判にさらされる宿命を背負ってしまったのだ。ファーストガンダムにおかしな編集を加えなかった富野監督は賢明だなと思う。

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映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ 」を見た

映画としての完成度はかなり荒っぽいが、退屈することなく楽しめるのは「鋼鉄ジーグ」への愛ゆえだろう。数ある永井作品からマジンガーでもゲッターでもなく、よりによってジーグを選ぶその偏愛に共感する。原作アニメの映像と音楽が流れるシーンでは、なんとも言えない嬉しさ懐かしさで満たされた。

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主演の人は「カジノロワイヤル」で爆弾犯を演じていたが、今作では爆弾を処理していてなんだかおかしかった。

映画「ジャッキー・ブラウン」を見た

タランティーノ監督は三作目にして映画を作る目的を一通り果たしたのではないかとそんな気がした。それにしても、どんなに自信があるとしても私にはロバート・デ・ニーロをこんなに軽々しく扱うことなどできず、やはりこの監督は天才なんだろうなと思う。


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なにせロバート・デ・ニーロっぽさを一切消し去っているデ・ニーロを見ると、いったいどんな説明をすればこんな役を納得して演じてくれるのかと魔法を見るような思いだ。

ヒロインと保釈人の、あからさまでありながらも極めて地味な恋もまた魅力的で、どの視点・断面から見ても楽しさに満ちた映画だ。

昔の刑事物っぽい音楽をはじめ、選曲センスもまたすばらしいと思う。

映画「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」を見た

一言で言うと「表情の映画」かと思う。登場人物皆が魅力的で印象的な表情をしている。殊にジェイソンを演じた若き俳優デイン・デハーンのさみしげで暗く渇いた顔つきに引き込まれるようだ。


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映画「ゴーストインザシェル」を見た

「攻殻機動隊」と「イノセンス」しか見ていなくて、SACは見ていない私なので見当違いのことを言っているかも知れないが...

相当ひどいんだろうなと思って見た本作は、さほどひどくも無かったけど、とにかくテンポが悪くものすごく退屈になる。攻殻機動隊の印象的なシーンを拾ってきてそれなりに消化してはいるんだけど、なんだか間延びしてつまらない。

スカーレット・ヨハンソンのプロポーションをもってしても、あのサイボーグ体型は表現できないとか、そんなベタなところが不満なわけじゃない。

そもそも少佐はこんなに激しく感情表現はしない人で、辛気くさいけど深刻ではない人物だし、バトーも熱い人ではあるんだけど、こういう感じじゃ無いんだよな。トグサがダークナイトでラウやってた中国人で襟足すっきりってこれも変じゃない?この映画のトグサ、マテバ使ってた?とかもうあんまり記憶にもないし。

もちろん原作通りであれとは思わないけど、攻殻やイノセンスの魅力って、無表情な会話がポンポンとテンポ良く展開するところにあるわけで、こんなに沈黙が多いと退屈してしまう。

ブレードランナーを意識しすぎたような情景も非常に興ざめを誘う。こうじゃないんだよな。香港や台湾の延長上で別にいいじゃない。桃井かおりもそういえば「SAYURI」で英語セリフがうまいなとは思ったけど、どうしてこういう「ダメな方の日本映画」的な使い方しちゃうんだろう。

攻殻って素子が未知なる世界と融合してあっち側に行っちゃう話なのに、本作は素子がひたすら過去にさかのぼって自分探しをしているお話で、ここも違うんだよな。

日本じゃここまでのCGを使った豪華な映画は作れないと思うけど、でも日本人でないと描けない世界が攻殻やイノセンスだと思うわけで。

と、結局見るんじゃ無かったわ。

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楽天から引っ越してきました。ヨタ話で世界を恐怖のタン壷におとしいれたいと思います。

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