映画「It(2017年版)」を見た

スティーブン・キングの原作が余りにも面白くなくて上巻の5ページで読むのをやめてしまったし、その影響で過去の劇場作品は見ていないのだが、今作は予告編のムードが非常に良かったので見た。

他のレビューアーの方も書かれているように、「スタンドバイミー」「グーニーズ」「キャリー」の影響はアリアリだが、そのほかにも「チェンジリング」や「ミスティックリバー」の色調も強く感じられた。

昨今のホラー作品にありがちなこととして無用に巨大な音でびびらせるびっくり音響が私は非常に嫌いなのだが、今作ではほぼそんなことも無く、落ち着いて見ていられたのも非常に良かった。

しかし、犯罪レベルの若者が放置されている状況が良くわからないのだが。

it
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映画「猿の惑星:聖戦記」を見た

差別や憎悪そして相互の不理解。人はどうして傷つけ合わなくてはならないのか...もはや「猿の惑星」という枠組みを超えた大きなテーマは、2時間の尺で語るには荷が重すぎたのかもしれない。いたずらに登場人物を殺めてしまう演出には疑問を持った。

今回のリブートシリーズは基本的に「出エジプト記」の模倣であって、いかに知能を持った猿の世界は形成され、対抗勢力や造反者を退けてきたかという事が大きなテーマであった。

シリーズ最終作である今回の作品の製作にあたっては相当の労苦があったことは想像に難くないが、やはり数年の準備期間で聖書のひとくだりに匹敵する物語を紡ぎ出すことには無理があったのかと思う。

また、一貫して独善的な聖書の世界を模倣しつつも、9.11後の世界における揺れる価値観の影響は逃れえないわけで、その点でも演出がひたすら親子の情や登場人物の抹殺による安易な感傷に流れてしまうのは残念だが致し方ないところか。

あの猿たちの世界で後の世に作られる「聖書」には、シーザーがモーゼさながら、神の力で雪崩を起こして人類を一掃した奇跡が描かれるのだろうか。

映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」を見た

原作ファンが見てもなかなかのできばえ。水原希子は正直好きじゃないし、妻夫木聡は男前すぎて原作の「ぱっとしない男がふとしたはずみでモテて舞い上がる」という設定に無理がある。しかし松尾スズキはじめ共演陣が良く、なかなかのオススメ。

映画「エイリアン・コヴェナント」を見た

序盤、強烈な眠気に襲われたが、着陸後はなんとか見られた。しかしながら突っ込み所は相変わらず満載で、宇宙飛行士にして武装もしている上陸部隊の、科学者としても軍人としても全く訓練されてないアホぶりにはあきれかえる。次作でなんとかエイリアン1につなげようという腹なのだろうか。

しかしそれにしては、馬蹄形の宇宙船どうするんだとか、細かいところを詰め切れていないおおざっぱ感がある。 エイリアン1は現象と原因の因果関係が見事に描かれており、激しい窒息感を描写しきっていたが、こちらはもう空気漏れ漏れのぬけぬけである。

映画「ダンケルク」を見た

端正に作られた映像と兵器の轟音が織りなす緊張感がたまらない。ネットで良く見るのは「プライベート・ライアン」との比較で「ダンケルク」を低評価にする意見だが、前者はゴアシーンを楽しむ戦争娯楽映画なので比較すること自体的外れだと思う。

IMAXで見たが、一発目の銃声から飛び上がるような緊張感があり、助かったと思ってジャムパン食ってたら一転魚雷で船が大破して命からがら逃走など、恐怖感が半端ない。 良く言われる時間軸操作についても特別複雑なことはなく、映像を追っていれば自然にわかることではないかと思う。 ミリタリー設定の甘さとか言われているが、細部に神は宿るとは言うものの、余りに些末な事象にとらわれすぎて駄作になった例は多々あるので、私はこの手の映画での考証は、ほどほどで良いのではないかと思う。
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simon64

Author:simon64
楽天から引っ越してきました。ヨタ話で世界を恐怖のタン壷におとしいれたいと思います。

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