映画「フライトナイト/恐怖の夜」を見た

旧作の「フライトナイト」は、テレビの深夜放送で見たのだが、結構面白い作品だった。吸血鬼の口元のリアルな怖さとグロテスクさがよく描写できていたし、その一方でバンパイヤハンターのおじさんがたたえている「さえない中年男」といった雰囲気がまたコメディ色を与えていて、バランスのとれた心に残る映画だったと思う。

今作ではコリン・ファレルをバンパイヤに迎えて非常に豪華な雰囲気になっているし、主人公には「ターミネーター4」でカイル役を務めたアントン・イェルチン、主人公の恋人には「28週後」でヒロインを務めた美貌の少女イモージェン・プーツが、主人公の悪友には「キック・アス」でレッドミストを演じたクリストファー・ミンツ・プラッセが配役されていて、このミンツがまた素晴らしいオタッキーな味を出していてたまらない。

ただひとつ気になるのは、バンパイアハンターが前作では「さえない売れない中年俳優」だったところが、今回は若々しい成功者の設定になっていて、これを演じるデイヴィッド・テナントも悪くはないんだけど、彼の演技がシリアスになってしまったために全体的にコメディ色が失われてしまい、さらにバンパイヤのCGも異常にリアルにグロいため、怖さが強調された映画になってしまっているのが少々残念だ。

とはいえ、リメイクであるということがほとんど気にならないまとめ方で、クライマックスまで一気に畳み掛けるスピーディな演出も冴えていると思う。あと、カメラワークと音楽からして「これはびっくりシーンが来るぞ!」と思っていたら来なくてスカされたりという意外性も楽しい。

ちなみに、上映時間の関係で見たくもない3D版を見てしまったが、あんまり本質的ではないので、3Dにする必要はなかったと思う。

シネマスケープで更新。
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